アルマジロは別名「鱗鯉」とも呼ばれ、危険が迫ると丸くなることから、マレー語で「丸くなる」という意味のpangolinの語源となりました。アルマジロは歯がなく、舌が体より長いので、アリやシロアリを食べることで、樹木の保護に繋がり、森の生態系のバランスをとり、昆虫による被害を減らしています。アルマジロの鱗や肉は、人間の活血や月経周期を整えるなどの薬効・治療効果があるとされており、また毛皮はバッグやベルト、財布などの革製品に利用できるため、営利目的で大量に狩猟・販売されています。アルマジロとあったら、乱獲するのではなく、動物保護対象として見ていきましょう。