ウミガメは1億年前から地球上に生息していますが、この500年の間に、大漁やプラスチック汚染、気候変動などの人為的な脅威により、その数は激減しています。ウミガメの保護は、海草の保護に繋がる以外にも、多くの海洋生物に栄養と避難場所を提供し、海底に最大1000年間二酸化炭素を貯蔵することができます。本館では、水中生物の保護という国連の持続可能な開発目標SDGs14をコンセプトに、謎解き脱出ゲーム要素を取り入れ、ウミガメが誕生してから産卵に戻るまでの間、どのようなことが起こるのかを学ぶことができ、海洋保護の重要性を親子で考えることができるようになっています。